18年ピョンチャン・オリンピック(平昌五輪)フィギュアスケート女子の金メダリスト、アリーナ・ザギトワ(19=ロシア)が25日、都内で日露友好を願う特別プログラムを収録した。

文化・スポーツ日露友好コンソーシアムに招待されたもので、本人役で映画初出演した日露合作「ハチとパルマの物語」の公開(28日)に合わせて来日中。その主題歌「愛の待ちぼうけ」を歌うCHEMISTRY堂珍嘉邦(42)も収録に立ち会った。

ザギトワとのコラボが決まったことについて「まさか、僕でいいのかな。率直にビックリしました」と語り、楽曲に込めた思いを聞かれると「言葉通り、愛に飢えた気持ちを歌で表現できたら」と説明した。

ザギトワの演技を見終えると「自分の曲はモノクロの世界観だったけど、鮮やかで、しなやかで、優雅でカラフルになっていてステキでした。(サッカーワールドカップ)W杯日韓大会のテーマソングも歌わせてもらったけど、当時のように国と国が、今回は日本とロシアが仲良くなればいいな。スケートと音楽、映画と音楽というコラボの中、ザギトワさんの演技を見て歌いたくなったし、また機会があれば生歌でやりたい」と共演を願っていた。【木下淳】