レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。

フリー走行から好調のフェルスタッペンは予選を通して強さを見せ、Q2ではミディアムタイヤで通過して決勝スタートタイヤを優位に進め、Q3ではソフトタイヤでただ1人1分3秒台のタイムで2番手バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)に0・194秒差を付けてポールポジションを獲得した。

「とても良い週末だし予選でもマシンはとても良かった。レッドブルのホームレースでトップに立ててとてもうれしいよ。ここはコーナーの数が少ないけど、1つ1つのコーナーは簡単ではないし1周をまとめるのは難しい。僕のQ3ラップもパーフェクトではなかったけど良かったし、ポールを獲るのに充分なラップだった。明日もタイトなレースになるだろうし、フランスGPと同様に面白いレースになりそうだね」

予選2番手のボッタスはフリー走行中にピットレーンでスピンを喫した危険走行のため3グリッド降格ペナルティが決まっており、予選3番手のルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が2番グリッド、ランド・ノリス(マクラーレン)が3番グリッドに繰り上がる。

アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーが予選6番手、角田裕毅は自己最高に並ぶ8番手だった。(米家峰起通信員)