今大会の1500メートルで2位に入った卜部蘭(26=積水化学)が2年ぶり2度目の優勝を飾った。残り200メートル付近から周囲を引き離し、そのまま2分3秒71でフィニッシュ。笑顔を見せて「初めてガッツポーズも自然と出てしまったレースで、心の底からうれしかったです」と振り返った。

前半はレース展開に身を任せ、後半に仕掛けるプランだったという。イメージ通りの展開で頂点に立ち「最後、自分の持ち味を出せました。集中して『ラスト1本!』という気持ちで走りました」と喜んだ。