卓球女子日本代表として長く活躍し、オリンピック(五輪)にも、日本代表として4度出場した福原愛さん(32)が8日に、同種目のリオデジャネイロ五輪台湾代表の江宏傑さんとの離婚を発表した。

両者は「夫婦で協議した結果、双方合意の上で離婚が成立いたしました」と共同声明を出した。

2人いる子どもの親権は両者で持つ意向を明かし、「少しでも子供達への影響を減らすことができるよう、それぞれ努力いたします」とした。

福原さんと江さんは、2016年リオデジャネイロ五輪後の9月に結婚。17年10月に長女あいらちゃん、19年4月長男じゃんくんが誕生した。福原さんは日本と台湾を行き来しながら卓球関連の仕事をこなしていた。

だが今年3月、週刊誌に福原さんの不倫と離婚危機が報じられた。江さんのモラハラ疑惑もあったとされる中、福原さんはマネジメント会社を通じて謝罪文を掲載する一方で「夫婦間で子供にとって何が一番なのか話し合っていることも、併せてご報告させていただきます」などと別離の意向をにおわせていた。

3月下旬には江さんとともに台湾に滞在していた福原さんの母千代さんも帰国すると、離婚への流れが一気に加速。4月下旬には、江さんが台湾高雄地方法院(地裁)に離婚を請求したと複数の台湾メディアが報じられた。その際に福原さんはマネジメント会社を通じてコメントを発表し、「江氏が協議の場についてくれたことに感謝しています。子どもたちのために良い方法を選択したいと思います」とコメントしていた。

日本と台湾で、世間の耳目を集めてきた結婚生活は約5年で終了。両者は最後に「結婚に際して祝福して下さった方々、またご迷惑をお掛けした皆様に重ねてお詫び申し上げます」とつづった。