7月18日、F1第10戦イギリスGP決勝が行なわれ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが地元イギリスで優勝を果たした。自身通算99勝目。

2番グリッドから好スタートを切ったハミルトンは、ポールポジションのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)に並びかけるものの抜ききれず、ターン3、ターン6と激しいバトルを繰り広げた末にターン9で接触してフェルスタッペンがコースオフしクラッシュ。この間にフェラーリのシャルル・ルクレールに抜かれ、ハミルトンは2位に後退した。

これでレースは赤旗中断となり、ハミルトンには10秒加算ペナルティが科された。

36分間の中断を挟んで再開されたレースはルクレールがリードし、ハミルトンはピットストップで10秒ペナルティを消化したため4位まで後退。しかしここから激しいプッシュで前走車を猛追し、残り3周半で首位ルクレールをパスし大逆転優勝を遂げた。第4戦スペインGP以来、実に2カ月ぶりの勝利。

「マックスはアグレッシブだったし、僕は完全に並びかけていたけど彼は譲らなかった。でもペナルティは仕方がない。精神的にもタフだったし、この暑さだから体力的にも厳しいレースだった。でもこの地元大観衆が力をくれたんだ。そしてマシンがレッドブルに劣っていることも分かっていたから僕らは全力を尽くしてパフォーマンスを引き出してきた。チーム全体の努力、チームワークの賜物だ」

2位にルクレール、3位にバルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)。角田裕毅は入賞圏外で苦しい戦いを強いられたものの、上位勢のパンクやスピンによってポジションを上げ最終的に10位入賞を果たした。(米家峰起通信員)