東京オリンピック(五輪)スケートボードのストリート男子で金メダルを獲得した堀米雄斗(22=XFLAG)が、3年後のパリ五輪はもちろん、28年ロサンゼルス五輪出場も視界に入れていることを明かした。

17日にNEC主催にオンラインイベントで今大会を総括。7年後の五輪実施競技はまだ決まっていないが「東京オリンピック金メダル取って、まだまだいけると思った。自分の限界を見てみたい」と抱負を述べた。

拠点の米ロサンゼルスから出席。東京大会で獲得した金メダルを持参し、「最初は東京オリンピックで大会に出るのはやめたいと思っていた」と出場前の本音を語った。その理由として、「地元やいろんな人から応援されてうれしかったんですけど、その分負けられないなと思って…。良い滑りができなかったら、けがしたらどうしようといったプレッシャーを抱えながら、練習するのがきつかった」と振り返る。

それでも金メダルという結果を手にし、「スケボーの楽しさを伝えられた」と声を弾ませた。

五輪だけではなく競技独特のカルチャーも大切にしながら競技をしていきたいとし、「70歳になってもスケボーを続けたいです」と話していた。