関西学生アメリカンフットボール連盟は28日、大阪市内で今季実施概要の説明会を行った。当初は9月3日に開幕予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、開幕は10月2日に延期となった。今季は1部8チームをA、Bの2ブロックに分けてリーグ戦を実施する。

甲子園ボウル4連覇を狙う関学大は初戦、10月3日に同大と対戦する。梅本裕之コーチは今季のチームについて「(リーグ戦で)2敗してもおかしくない。立命大と戦うまで落とさないよう、地に足をつけていきたい」と“挑戦者”を強調した。昨季までのエースQB奧野が卒業。その座を託されるのがQB鎌田陽大(2年)。「判断力が成長」と梅本コーチは期待する。

○…打倒・関学大を目指す立命大は、かつてミルズ杯を獲得したQB高田鉄男氏がコーチとしてサポートする。古橋ヘッドコーチは「コロナでなかなか練習に参加できないが期待しています」。その上で「1戦1戦を大事に戦っていきたい」と意気込んだ。