東地区のレバンガ北海道は、アウェーで西地区の広島ドラゴンフライズに75-83で敗れ、開幕戦で勝利をつかめなかった。今季就任した佐古賢一監督(51)は初陣を飾れず「自分たちのいいところも出たが、少し固さが出てしまった。相手のリバウンドからのセカンドチャンスを与えすぎた」と振り返った。

第2Q終了時で2点リードしたが、相手に流れを奪われた第3Qに突き放された。総リバウンド数で広島48に対し34にとどまり、3ポイントシュート成功率も相手29・2%と比べ17・6%。新加入のブルックスが両チーム最多21得点を挙げたが、及ばなかった。

それでもブルックスは「全体的には自分たちのやるべきことができた試合。第3Qの4分間程度、相手にイニシアチブを与えてしまったが、36分間は自分たちのバスケットボールができた」と前向き。佐古監督も「チームとして準備してきたディフェンスは機能していた」と評価した。

東地区最下位(10位)の昨季は13連敗で終え、シーズンをまたぎ14連敗となったが、始まったばかり。リーグをかき回す存在となるべく決めた今季スローガンは「CRAZY」。新生レバンガは3日の同カードで今季初勝利を狙う。