バレーボールのVリーグ女子1部全12チームの選手が8日、15日から開幕する今シーズンに向けて意気込みを語った。3連覇を目指すJT主将で東京オリンピック(五輪)日本代表リベロの小幡真子(29)は「今季も挑戦者の気持ちを忘れずに戦いたい」と述べた。

女子1部は3回戦の総当たり方式で行われ、上位3チームがファイナルステージ(22年4月9~16日)に進む。3連覇に向けて小幡は「勝ち続けるこへの難しさは感じていますが、そこを追求する、挑戦するという覚悟を持っていきたい」と話した。

昨季2位の東レは石川真佑(21)が参加。リーグ戦全勝ながら、ファイナルステージでJTに敗れて2位。雪辱を期す今季だが、中心選手の黒後愛(23)が体調不良で休養を発表。不安視される中でも、石川は「少しでも早くチームに戻ってきてもらいたいです」と心境を語った。

頼れる先輩が不在の中で、自身にかかる期待と役割の大きさを受け止めている。石川は「ディフェンス面でもオフェンス面でも安定したプレーをして、チーム一丸で戦いたい」と話していた。