1部の静岡ブルーレヴズは、3部の清水建設江東ブルーシャークス(東京)に31-35で敗れ、今季のプレシーズンマッチを2勝2敗とした。

前半13分までに3トライし、一時は19-0とリードしたが、後半に多くの選手を入れ替えた清水建設に苦戦。体力に余裕がある相手に1トライだけに抑えられ、終了間際には逆転トライを許した。FB中井健人(25)は「後半の入りから20分間が悪く、FWが前に出られなかった」と振り返った。

先発に25歳以下の若手を9人起用した堀川隆延監督(48)は「選手らは成長している部分もある。ゲインラインの攻防で、前に出ることに関して物足りなかったが、次への成長の糧にしてほしい」と期待した。チームは今後、約2週間休養。来月には大半の外国人選手が顔をそろえ、練習の強度を上げていく。大分県内で来月26日に行われるプレシーズンマッチ・1部クボタ戦で、進化した姿を見せる。【倉橋徹也】