サッカーのギリシャ1部PAOKに所属するMF香川真司、バドミントン東京オリンピック(五輪)男子代表の桃田賢斗らが所属するUDN SPORTSは17日、世界中の人々が安心してスポーツを楽しめる環境を持続させるため「SDGs(持続可能な開発目標)」に対して、所属アスリートとともに取り組んでいくことを発表した。

SDGsに貢献するためには社員1人1人の知識、意識を高めることが必要と考え、社内浸透を図るべく外部講師を招いてのSDGs全社研修を実施。また今月中に、社員だけでなく所属アスリートを対象とした講習会も行い、意識を高めていく予定という。

所属アスリートをモチーフにした“17の目標”イラストも公表。「質の高い教育をみんなに」(香川)など以下の理想を掲げた。

(1)酒井高徳「貧困をなくそう」

(2)サニブラウン・アブデルハキーム「飢餓をゼロに」

(3)桃田賢斗「すべての人に健康と福祉を」

(4)香川真司「質の高い教育をみんなに」

(5)長谷川唯「ジェンダー平等を実現しよう」

(6)室屋成「安全な水とトイレを世界中に」

(7)原口元気「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」

(8)湯田葉月「働きがいも経済成長も」

(9)橋岡優輝「産業と技術革新の基盤をつくろう」

(10)大竹風美子「人や国の不平等をなくそう」

(11)冨安健洋「住み続けられるまちづくりを」

(12)楢崎智亜「つくる責任 つかう責任」

(13)清武弘嗣「気候変動に具体的な対策を」

(14)柴崎岳「海の豊かさを守ろう」

(15)三好康児「陸の豊かさも守ろう」

(16)山口蛍「平和と公正をすべての人に」

(17)UDN Foundation「パートナーシップで目標を達成しよう」

これまでも同社は「応援してくれるサポーターやファン、そして自分を支えてきてくれた社会に恩返しをしたい」というアスリートの思いを受け「UDN Foundation」というプラットフォームの下、さまざまな社会貢献活動を行ってきた。今後はSDGsと結び付けた社会貢献活動を実施していくことで、より良く持続可能な社会の実現を目指す。