卓球の世界選手権男子シングルスで、波乱が起きた。東京オリンピック(五輪)団体銅メダルメンバーで、エースの張本智和(18)が、まさかの初戦敗退を喫した。

第2シードのため、この日の2回戦から登場。ポーランドのディヤスに対して、第1セットは11-7と先制。勢いづいたはずだったが、第2ゲームは5-11で落とす。その後も交互にゲームを奪い合う接戦が続いた。

ゲームカウント3-3で迎えた最終第7ゲーム。ミスもあり9-11で失い、男子シングルスでの敗退が決まった。張本は17年の世界選手権(ドイツ)ではベスト8に入った。今大会も3年後のパリ五輪に向けて期待されていた。