小林陵侑(25=土屋ホーム)が合計324・5点で今季初優勝を果たし、スキー日本男子歴代単独最多となる通算20勝目を達成した。複合の荻原健司、渡部暁斗と並ぶ19勝だった。

1回目138・5メートルで2位。2回目はヒルサイズ越えの143メートルで逆転した。

開幕戦で2位発進した22年北京五輪シーズン。W杯開幕前の国内3連戦でも全勝し「すごくジャンプの内容がいい。飛んでいても楽しい」と充実した表情を浮かべていた。2度目の五輪で初の金メダル獲得へ、強さを見せ続けている。