18年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(24=トヨタ自動車)が100点の大台に乗せた。冒頭の4回転フリップなど、ジャンプを全て着氷させて101・88点を記録。演技後はガッツポーズを見せて、気持ちを表に出した。

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この日の公式練習ではジャンプが不調。それでも緊張感高まる舞台で完成度の高さを示し「(大会前に負傷した右足首が)もっといい調子であったならば、今日の演技は悔やむべき点の方が多い演技。朝の公式練習、昨日の練習からすれば『もっと悪い演技をしてしまうかも』と思っていた。至らない部分もたくさんありましたが、今のいい演技が出せた。試合での自分はほめてあげたいけれど、練習での自分の改善をしたい」と振り返った。25日にはフリーに臨み、22年北京五輪の代表3枠を射止める。