冬季オリンピック(五輪)連覇の羽生結弦(27=ANA)が、演技構成点の「曲の解釈」で異次元の10点満点をマークした。

審判9人のうち8人が10点、1人が9・75点をつけており、最上位と最下位の得点が除かれるため10点満点となった。

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今季SP「序奏とロンド・カプリチオーソ」の初披露にして驚きの出来。国際スケート連盟(ISU)非公認ながら今季世界最高に相当する111・31点をマークした。グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダでネーサン・チェン(米国)が記録した106・72点を上回り、首位発進した。【木下淳】