日本バスケットボール協会は5日、この日に予定されていた男子の天皇杯全日本選手権準々決勝の川崎ブレイブサンダース-アルバルク東京戦(川崎市とどろきアリーナ)を中止すると発表した。

A東京に所属するセバスチャン・サイズ(27)に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たため。代替試合実施の有無については調整中。

前日4日には琉球ゴールデンキングスの選手1人(名前非公表)に新型コロナの陽性反応が出たため、琉球-信州ブレイブウォリアーズ戦(5日、沖縄アリーナ)の中止が決まっていた。

A東京のサイズは4日時点で新型コロナウイルスの症状はなかったが、前日に受検したリーグ一斉検査で陽性判定となり、その後の医療機関でのPCR検査でも陽性となった。現在は自宅療養中。

保健所による濃厚接触者の特定調査が行われる前の段階だったが、チームの全選手やスタッフが濃厚接触者と判断される可能性が高い状況を鑑み、天皇杯準々決勝の中止が決まった。

A東京によれば、8、9日に予定されているB1公式戦の横浜ビー・コルセアーズ戦も中止となる可能性がある。