来月の北京オリンピック(五輪)前では最後となるハーフパイプ第3戦が行われ、男子は平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)が93・25点で優勝し、W杯2連勝を飾った。

決勝1本目で横3回転半のバックサイド1260などの技を次々と決め、文句なしのトップに立った平野歩。2本目では昨年12月に世界で初めて成功させた大技トリプルコーク1440にも挑戦した。その大技は失敗に終わったが、1本目に高得点をたたき出していたことでW杯連勝となった。

平昌五輪では平野歩との名勝負の末に金メダルに輝いたショーン・ホワイト(米国)は、この日は3位と実力の片りんを示した。

女子は小野光希(20=バートン)が2位に入り、ラークスでは2年連続表彰台となった。平昌五輪金メダルのクロエ・キム(米国)優勝した。