新潟ラビッツはシャンソン化粧品に58-89で敗れ、開幕からの連敗は20に伸びた。ディフェンスの形を前日15日から変更してきた相手に対し、対応できなかった。第1クオーター(Q)は11-16と食らい付いたが、第2Qには22-43と突き放され、後半に突入。点差を縮めることはできなかった。

攻撃の柱のPG宮坂桃菜(27)、SG金沢みどり(25)が徹底マークされ、得点につながらない。点差の離れた後半は、若手を中心に試合を進めた。ルーキーのSG中村華祈(18=札幌山の手高)は「自分が率先して攻めていかなければいけないという気持ちの変化があった」。果敢に攻め、チーム最多の14得点を挙げた。

第12週(22、23日)のアウェー、トヨタ紡織戦は相手チームに新型コロナ陽性者が確認されるなどで中止(代替開催未定)。次戦は2月26、27日の今季ホーム最終戦、アランマーレ戦(五泉市村松体育館)となる。中村は「攻撃の正確さを意識して、練習していきたい」と空いた期間での立て直しを誓っていた。【飯嶋聡美】