第77回国民体育大会冬季大会のフィギュアスケートが24日、栃木県立日光霧降アイスアリーナで開幕した。女優業とフィギュアスケーターを両立する本田望結(17=青森山田高)は、少年女子ショートプログラム(SP)に出場。32人中29位の34・34点で25日の決勝(フリー)進出を逃した。

黒を基調とした衣装を身にまとい、11番手で登場。ジャンプは全て着氷させたが、GOE(出来栄え点)が複数回マイナスを記録するなど伸び悩んだ。それでも「スピンやステップはしっかり(実力を)出せた。ジャンプはミスがあったが練習からあったものなので」と淡々。「ピークだった3年前に比べると全体的に劣っている。明日からの課題にして頑張りたい」と前を向いた。

同SPは、インターハイで完全優勝を果たした住吉りをん(18=東京・駒場学園高)が、2位の江川マリア(18=福岡・香椎高)に7点差をつけ、63・76点で首位発進した。

 

上位選手は以下の通り。

 

(1)住吉りをん(18=東京・駒場学園高)63・76点

 

(2)江川マリア(18=福岡・香椎高)56・14点

 

(3)千葉百音(16=宮城・東北高)55・79点

 

(4)横井きな結(17=愛知・中京大中京高)52・37点

 

(5)清水咲衣(16=大阪・ルネサンス大阪高)50・60点

 

(6)奥野友莉菜(14=東京・原宿外苑中)50・50点

 

(7)岩崎陽菜(16=大阪・大阪学芸高)49・16点

 

(8)吉本玲(17=兵庫・芦屋国際中)48・95点