世界王者のノバク・ジョコビッチ(34=セルビア)が、今季初勝利を挙げた。

1月の全豪オープンを前に、新型コロナウイルスのワクチン問題でオーストラリアを国外退去になったジョコビッチは、昨年11月の男子国別対抗戦デビス杯以来の実戦で、世界58位のムゼッティ(イタリア)に6-3、6-3のストレート勝ち。観客からは、ジョコビッチの愛称「ノール」の大合唱で声援が送られ、「こんなに大歓待してくれるとは想像していなかった」と驚いた。

ジョコビッチは、全豪後、英国のテレビ局のインタビューに答え、ワクチン未接種であること、それによって大会に出場できないなら喜んで犠牲を払うことなどを明かしていた。アラブ首長国連邦は、入国時にワクチンを義務づけてはいない。

3月に、米国で行われる4大大会に次ぐレベルのマスターズ2大会は、選手への出場が義務づけられている。もし出場しないと、世界ランキングの得点に0点が加算される。

米国は、入国にワクチン接種を義務づけており、ジョコビッチは米国へ入国するのは難しい状況だと明かした。