新潟アルビレックスBBは島根スサノオマジックに62-77で敗れ連敗は7になった。この敗戦でリーグ全体順位9位以下が確定し、上位8チームで争うチャンピオンシップ(CS)進出が消滅した。

かすかに見えていた新潟のCSへの道が途絶えた。「可能性がある限りあきらない」。試合前、平岡富士貴監督(47)が言っていたように、第1クオーター(Q)は23-15とリードした。インサイドを高確率で攻めた。ただ、第2Qに逆転される。圧力を強めた島根の攻撃に立ち上がりから連続7失点してペースを握られた。アウェーでの前回対戦は59-90と今季最大点差で敗れていた。そのリベンジは果たせなかった。

前節茨城ロボッツ戦(19、20日)は第4Qに崩れて2連敗。中2日で迎えたホーム戦は、引きずらずに気持ちを切り替えた。SG遠藤善(23)は「トーンダウンしそうになったときに声を出さないと」。序盤からベンチもコートも一体になって声を掛け合った。それでも第3Qも開始から連続10失点するなど、Qの入りの悪さが響いた。

CS進出という開幕時に抱えていた目標は消えた。今後は連敗を止め、少しでも多くの白星をつかんでいくことを目指していくしかない。