女子で平野美宇(21=木下グループ)が優勝し、アジア大会(9月、中国・杭州)シングルス代表権を得た。決勝で木原美悠(エリートアカデミー)に4-0。平野とすでにシングルス代表権を得ていた早田ひな(日本生命)に加え、木原、伊藤美誠(スターツ)、佐藤瞳(ミキハウス)が団体切符をつかんだ。男子は優勝した吉村真晴(愛知ダイハツ)が張本智和(IMG)とシングルス、戸上隼輔(明大)、及川瑞貴(木下グループ)、松下大星(クローバー歯科カスピッズ)が団体で代表入りした。

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女子予選A組で伊藤が17歳の木原に屈し、涙を流した。2-1から3ゲームを落とし「木原選手が全て上。いっぱい練習して、努力をしたい気持ちがある。いろいろな選手に勝てる実力をつけて戻ってきたい」と口にした。A組1位通過の木原は決勝で平野に完敗。伊藤からの勝利は「単純にうれしい」と喜びつつ「パリ五輪が一番の目標。選考会でも結果を出していきたい」と気を引き締めた。