男子シングルスで大会3連覇を狙った桃田賢斗(27=NTT東日本)が、初戦で姿を消した。

世界ランキング2位の桃田は同52位のインドネシア選手と対戦。第1ゲームを21-17で先取したが、第2ゲームを17-21、第3ゲームは7-21で落として逆転負けを喫した。

23日の出国直前に空港で取材対応した際には、現在の自分の状態について「理想を100としたら、50ぐらい。自信を持って1球1球打てていないことを、自分でも分かっている」と分析。そうした中でも「今できることを全部出し切りたい」と前向きに語っていた。

昨年11月にインドネシア・マスターズを制した桃田だが、今年3月のドイツ・オープンは初戦敗退。直後の全英オープンは準々決勝と、不本意な結果が続く。

この後は国別対抗戦のトマス杯(5月8~15日、バンコク)に主将として臨む予定。