ラグビー「リーグワン」は9日、7日に予定されながら中止となったBR東京(旧リコー)-大阪(旧NTTドコモ)の取り扱いを発表した。

BR東京が勝ち点5、大阪が同0で最終順位が確定。BR東京は9位に浮上し、規模縮小により来季3部見込みの11位大阪を除いた10位浦安(旧NTTコム)、12位東葛(旧NEC)の下位2チームが2部との入れ替え戦に進む。

BR東京と大阪の一戦に向けては、試合5日前の2日に大阪から13人の新型コロナウイルス陽性が判明。翌3日の再検査では、うち7人が陰性となり、リーグと協議しながら試合2日前に登録人数が充足することを確認して開催に向けて動いていた。だが、5日にBR東京からの問題提起があり、リーグが直前に中止を決定。東海林一専務理事は「リーグの責任。勝ち点については規則に基づいて通知をした。大阪さんは納得されていないと思う」とチームの不信感が拭えないまま、最終順位が決まった。