バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の千葉ジェッツは31日、大野篤史監督との契約を解除したと発表した。大野監督本人から申し出があり、双方合意のもとで退任が決まった。

大野監督はBリーグ初年度の16年から6年間指揮。17年から天皇杯3連覇、昨季はクラブ初のリーグ制覇に導いた。今季は3度目の地区優勝を果たしたが、プレーオフのチャンピオンシップでは準々決勝で敗れた。

クラブを通じて、「6年間で船橋アリーナに7つチャンピオンフラッグを掲げることができました。これは、6年間褒めることも少なく、厳しい言葉をかけてばかりの私についてきてくれた選手の努力と、スタッフみんなの日頃の努力、そして、どんな時でも私たちチームを支えてくれた皆さんとで一緒に戦い勝ちとったものです。これは本当に誇らしいことです! みんなで誇りましょうね」とあいさつ。「6年間皆さんをハッピーにできたかな? 私は皆さんと過ごしたこの時間がとてもハッピーでした。さようなら。6年間ありがとうございました」と感謝した。

今後については、「HC(ヘッドコーチ=監督)として新たな旅を続けようと思っています」とした。