柔道のグランドスラム・トビリシ大会の男子60キロ級で3位だった古賀玄暉(旭化成)が10日に、オンライン取材に応じた。
「金メダルを目指して準備してきたので、やっぱり悔しい気持ちと、次の大会に向けて作り直して、もう負けられない戦いになってくるんじゃないかなと思います」。
パリ五輪へは、東京五輪覇者の高藤直寿(パーク24)、永山竜樹(了徳寺大職)を追いかける立場。国際大会の実績を得るためには必勝の大会であり、その気負いが心を縛った。準々決勝では指導が重なり、残り10秒で反則負けした。
「去年よりは相手を見られてスタミナにも余裕はあったと思うんですけど、どうしても負けられないという気持ちが焦りにつながったのかな。もっと落ち着いてやれば絶対に勝てた試合だった」。
その後は敗者復活戦、3位決定戦では元世界王者に一本勝ちした。
「3位決定戦は思い切ってやるしかないというのもありましたし、見すぎて負けにつながったので、今回の審判の指導の速さなども考えて、頭にいれて先に仕掛けていかないといけないなと気持ち的には変わりました」
優勝を逃し、追い詰められたことは理解する。
「出場する大会で勝っていかなければ五輪に出場する状況にならない。出場する大会で優勝して、自分自身が五輪に出る、その強い気持ちで日々稽古を積み重ねていきたいと思います」。
五輪王者の父、故古賀稔彦さんと同じ舞台へ、崖っぷちに戦いが続く。


