男子は白樺学園が決勝リーグ3勝で2連覇。山田哲汰(3年)が駒大苫小牧戦で24点を稼いだ。女子の札幌山の手と男子2位の駒大苫小牧とあわせ3校が全国切符を手にした。

白樺学園が接戦を制した。優勝を争った駒大苫小牧戦の第3クオーター(Q)。一時同点に追いつかれた。U-18日本代表候補のエース山田が土壇場に3点シュートを決めて3点リードで4Qへ。ラストで得点を重ねて逆転を許さず、引き離した。昨年に続く優勝だが「チームの目標は日本一。まずはそこをしっかり目指すこと」とさらなる高みを見据えた。

母の背中を追う。元日本代表の幾子さん(旧姓奈良岡)を「尊敬している」。帰宅すれば試合の映像を見ながら助言をくれる。応援を力に変え、目標は母のようにプロ入りし、日の丸を背負って戦う選手になることだ。

主将として臨む全国へ「ファウルトラブルが多いのでファウルをしないこと。攻守で積極的に声掛けして、しっかりチームを鼓舞する」と自身の役割を捉えていた。

◆2試合で3点シュートを16本決めた白樺学園・長谷匡悟(3年) 去年の総体は初戦(2回戦)で負けて悔しかった。総体まで練習してベスト16を目指す。