日本スケート連盟が1日にフィギュアの22-23年シーズン強化選手ページを更新し、特別強化選手の羽生結弦(27=ANA)のコメント欄に「いつも応援いただき本当にありがとうございます。今シーズンもより高みを目指して頑張ります」と掲載された。昨季と同じ内容だが、全日本選手権優勝や北京五輪4位などの成績欄は更新されている。

羽生は北京五輪フリーで右足首を負傷したまま前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦し、転倒したものの主要国際大会で史上初の認定を受けた。その後、進退については明言していなかった。

同五輪のエキシビション後、今後に関して「(競技かショーか)フィールドを問わない」と話していた。3月の世界選手権は欠場したが、5~6月のアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」では4都市12公演を完走した。【木下淳】