フィギュアスケート女子で日本の北京オリンピック(五輪)団体銅メダルに貢献した樋口新葉(21=明大/ノエビア)が5日、地元の西武新宿駅で一日駅長を務めた。出演するアイスショー「プリンス・アイス・ワールド2022-23東京公演」(15~18日、ダイドードリンコアイスアリーナ)のPRうちわを配布。「(疲労骨折していた)右すねは治りました。でも治ったばかりで、今は元に戻している最中」と話し「他のスケーターやキャストの皆さんと一体感を持って頑張りたい」と開演を心待ちにした。

西武新宿線の思い出は「東伏見(ダイドードリンコアイスアリーナ)まで練習に通うイメージ。急行が何駅も飛ばしてくれるところが、他の電車より良いところ」と笑顔を見せた。

3日までのアイスショー「ドリーム・オン・アイス」では、新ショートプログラム曲「Never Tear Us Appart」を演じた。この日は新フリーについて初めて言及し「映画『トーク・トゥ・ハー』をベースに、その作曲家の方の曲を組み合わせて世界観を表現したい。まだ作っている途中。近いうちに披露できたら」と期待を持たせた。【木下淳】