バスケットボール男子日本代表合宿に参加中の馬場雄大(26)が8日、イランとの強化試合(13~14日、ゼビオアリーナ仙台)を前にオンライン取材に応じ、意識改革を口にした。

昨夏の東京オリンピック(五輪)以来の日本代表復帰。トム・ホーバス監督就任後は初めて合流し、「スタイルもがらりと変わる。自分がどういう形でフィットできるか常に考えている」。

ゴール下への果敢なドライブが持ち味の1つ。とはいえ、チーム戦術として外角シュートが重視されていることは強く認識している。ホーバス監督が提唱するバスケットを「正直、バスケ人生でやったことがないようなスタイル」としたうえで、それに適応すべく意識改革に臨んでいる。「いままでとはがらっとプレースタイル変える勢いで、積極的に3点シュートを狙っている」。シュートを10本打つとしたら、そのうち7本は外角から狙うようにとも言われているという。

ホーバス監督は馬場について「力があって守備も上手く、フィジカルも特別」と評価。そのうえで「この合宿では彼のマインドセット(心構え)を変えたい。空いているなら打ってほしい。シューターとしてのマインドセットにチャレンジさせている」と話した。