復活を目指す同大が、3季ぶりの大学日本一を目指す早大と接戦の末に惜敗した。

同大はNO8林慶音(けいと、大阪桐蔭)、SO大島泰真(京都成章)の1年生2人を先発で起用した。

前半6分にPGで先制。同31分には連続攻撃からFWがラックサイドを突き、最後はフッカー西浜悠太(3年=東福岡)が飛び込んだ。前半は10-7とリードして折り返した。

後半5分にはターンオーバーからSHのグラバーキックを、WTB芦塚仁(3年=大阪桐蔭)が拾いリードを広げる。

早大に2連続トライを与えて勝ち越された直後、同19分には敵陣で左へ展開。1年生SO大島の2人飛ばしパスから、WTB岡野喬吾(3年=常翔学園)がトライを挙げて再び同大がリードする。

残り10分で早大に逆転を許したものの、同ロスタイムにはフランカー石井伶央(3年=国学院久我山)が意地のトライで粘りを見せた。

スクラムの安定と、大きく展開された際の守備面などに課題は残したものの、今季から元サントリーCTBの宮本啓希監督(35)が就任した同大は、夏合宿で成長した姿を見せた。

早大は25日の京産大戦に続き、関西勢に連勝した。

【関西大学Aリーグ・開幕節(9月18日)】

☆同大-立命大(花園2)

☆天理大-関大(花園2)

☆近大-摂南大(花園1)

☆京産大-関学大(花園1)

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