【ニューヨーク=吉松忠弘】4大大会4度の優勝を誇る世界44位の大坂なおみ(24=フリー)が1回戦で敗れ、シングルス本戦に出場した日本男子2人、日本女子1人の合計3人全員が、1回戦の壁を突破できなかった。

今年の全仏も、男女各2人ずつ合計4人が出場し、全員が1回戦で敗れた。1年で4大大会2度の全員1回戦敗退。ハードコートが得意な日本選手が、男女ともに全員1回戦で敗れたのは、11年以来11年ぶりだ。その時は、男女各3人、合計6人が挑戦し、全員1回戦で敗退した。

新型コロナウイルスの感染拡大で、日本は、水際対策を徹底した。そのため、出入国の厳しさから、海外ツアー転戦が簡単にできなくなった。体格的に劣る日本選手にとって、海外選手との交流や対戦は、貴重な経験だ。その経験が減り、また振り出しに戻ろうとしているようだ。

9月19日から女子ツアーの東レ・パシフィックオープンが、10月3日から男子ツアーの楽天ジャパンオープンが、ともに東京・有明コロシアムを中心に開催される。ともに3年ぶりの開催で、日本選手の奮起の舞台にしたい。

◆全米オープンテニスは、8月29日から9月12日まで、WOWOWで全日生放送。WOWOWオンデマンドとテニスワールドでも全コートでライブ配信される。