バスケットボール男子日本代表の富樫勇樹(29=千葉ジェッツ)が16日、都内でのイベントに出演し、新シーズンへの意気込みを口にした。

所属するB1千葉Jは今季からジョン・パトリック新監督が指揮を執る。チーム体制が変わり、戦術も新しくなるだけに、チームの主力である富樫も「出場時間を勝ち取らないといけない」と気を引き締める。

攻撃面に加え、これまで以上に守備面での貢献も求められている。すでに行われたプレシーズンゲーム(オープン戦)でも守りで奮闘。試合を見た知人からはLINE(ライン)で「あんなにディフェンスをする富樫を見たことがない」と驚きのメッセージが届いたという。チームスタイルが変わり、これまでに以上にがむしゃらなプレーが要求されると強調。「いままで以上に泥臭いバスケをできれば」と話した。

今季のBリーグは他のカードに先駆け、29日に名古屋ダイヤモンドドルフィンズとシーホース三河との一戦で開幕。富樫の所属する千葉Jは10月1日に大阪エヴェッサを本拠地の船橋アリーナに迎え、今季初戦に臨む。