バレーボールのVリーグ女子1部ヴィクトリーナ姫路が12日、兵庫・姫路市内で、22-23シーズンに向けて、開幕前会見を行った。

昨季はリーグ11位に終わっており、今季は8位以上を目標に掲げている。安保澄監督(52)は「ここまでおおむね順調。2年目、3年目の選手たちが力をつけてきているし、新入団の選手も特徴をしっかり出していて、フレッシュな選手が台頭してきている」と期待感を示した。

主将の荒谷栞(24)も「今までやってきたことを自信にしてリーグで結果を残したい。VIリーグに上がってからは下位という状況が続いてきたけど、この現状を突破したいという思いを込めて、今年のスローガンを“突破”に決めた。突破していく姿を見せたい」と意気込んだ。

今季優勝すれば、チームのスポンサーから1億円の賞金が贈られる。厚い支援に、荒谷は「驚きと感謝の両方の気持ちです」とうれしそうに笑った。

ヴィクトリーナ姫路は29日の開幕戦で、昨季9位の岡山シーガルズとジップアリーナ岡山で対戦する。