全日本柔道連盟が国内で唯一行われる国際大会のグランドスラム東京(12月3、4日、東京体育館)へ“一歩踏み込む”プロモーションを展開する。

「しる」「みる」「つながる」「ひろがる」の各テーマに沿った施策を行う。

 

「しる」では、目玉はキヤノン株式会社が開発した特殊撮影技術「ボリュメトリック技術」を活用する。現実世界の被写体を3Dモデル化し、あらゆる角度からの映像生成を可能にする技術を使い、東京五輪金メダルの大野将平、ウルフ・アロンの技の数々をダイナミックに再現した。

「みる」では、その選手が繰り出す技の決定的シーンを、さまざまな角度から視聴体験できるブースを出展。ブース内に、大型ディスプレーとハンドトラッキングセンサーを設置し、子どもから大人まで直感的に自由視点映像を楽しめるように取り組む。

「ひろがる」では「1252プロジェクト×柔道」生理を楽しく学ぼう!ブースを出展。1年(52週)のうち、約12週は訪れる生理とそれに伴う体調の変化は、女性アスリートにとって避けては通れない問題であり、ブースにて、生理の基本知識を楽しく学べるコンテンツやトップアスリートの声を紹介する。

全柔連の山下泰裕会長の大会に向けたコメントは以下

「国内最大のイベント、グランドスラム東京2022の開催を契機に、多くの関係者や団体の協力により、柔道の魅力を発信する取り組みの輪が広がってきていることをとても喜ばしく思っております」。

ブランディング戦略推進特別委員会の井上康生委員長のコメントは以下。

「グランドスラム東京の5年ぶりの東京開催にワクワクしています。何かのきっかけで柔道に興味を持ってくれた方、そして家族で来場いただいた方々にも満足いただけるよう、新しい取り組みにチャレンジします。世界トップレベルの選手たちの技と気迫を感じていただきながら、会場内外で実施するさまざまなイベントやブースもお楽しみいただければ幸いです」。