B1新潟アルビレックスBB(中地区)は3、4日に仙台89ERS(東地区)とホームのアオーレ長岡で対戦する。2日は試合会場で練習を行った。休養中の平岡富士貴監督(48)に代わって横浜ビー・コルセアーズ戦(11月26、27日)から指揮を執るコナー・ヘンリー・アドバイザリーコーチ(59)にとっては初のホーム戦になる。新潟は13連敗中で地区、リーグ順位とも最下位。連敗を止めて、立ち直りつつある姿を地元でみせる。

ヘンリー・コーチは11月25日に来日し、アウェーの横浜BC戦で合流。この日、初めて足を踏み入れたホーム戦会場の練習で、精力的に指導をした。「攻撃のスペーシングやシステムについて調整した」と仙台戦に向けたポイントを選手に説いた。15年にNBAマジックのアシスタントコーチを務めるなど実績も、経験も豊富。「相手のプレッシャーの中でどうするかを言い続けてきた」と修正を図っている。

1日は長岡市内で食事。新潟名物のたれカツ丼を食べたという。「新潟の伝統的な地域の食べ物をいただいたよ」と笑う。ホームのファンに「わくわくする試合を届けられるように頑張る」とメッセージを送った。【斎藤慎一郎】