1部リーグ7位の甲南大が2部リーグ2位の大阪公立大に勝利し、1部残留を決めた。

第2クオーター(Q)2分34秒、TB下田宗太(2年=滝川第二)がTDランで先制。前半3TDを奪って20-13で折り返すと、後半も勢いは衰えず、WR長尾武紀(4年=星陵)が70ヤードのTDラン。パスを通されて失点したが、後半さらに3FGで着実に得点し、36-26で逃げきった。

梅谷大輔監督は「今年の4年生はつらかったと思うけど、辛抱してやってくれた。来年もみんなで支え合って、1部でやっていきたい」。不戦勝での1勝のみに終わった今季を振り返り「来年は絶対1勝、あるいは2勝!」と成長を誓った。

また、9月に不祥事を起こした同志社大は出場辞退を申し入れて最下位。2部リーグ1位校との入れ替え戦も辞退した。そのため、同大が自動降格し、今季2部リーグ1位の龍谷大の1部昇格が決まっている。