前回準Vの帝京長岡(新潟2)は金沢(石川)を101-61で下した。

エースのCコネ・ボウゴウジィ・ディット・ハメード(3年)がダンク2連発など両チーム最多の21得点し、チームを2年連続8強へ引っ張った。

   ◇   ◇   ◇

ふがいないプレーをした前日25日の自分を叱りつけるような大噴火を帝京長岡・コネは見せた。16分17秒のプレー時間でダンク2連発を含む21得点、12リバウンド。ドリブルでボールを自ら運び、シュートまで持ち込むなど八面六臂(ろっぴ)の活躍だった。「昨日は自分のプレーができなかった。考えすぎて試合のイメージをなくしてしまった」。そんな反省から“がむしゃらプレー”に徹した。25日の2回戦・鹿児島工戦は12得点に終わった。前回大会2回戦・白樺学園(北海道)戦で55得点していたエースにはふさわしくない数字だった。柴田勲監督(53)は前夜の宿舎でコネと話し合った。「もっといいプレーができる選手だから見せろ。僕も期待している」のゲキにエースが目覚めた。

◆テレビ放送 男子決勝は29日午後1時からテレビ朝日系で、女子決勝は28日正午からBS朝日でともに生放送。

【高校バスケ「ウインターカップ」スコア速報】はこちら>>