混合ダブルスは金子祐樹(28)、松友美佐紀(30)組(BIPROGY)が初優勝を飾った。決勝で山下恭平、篠谷菜留組(NTT東日本)を21-18、21-15で下した。

ペアとしてだけでなく、自身にとってもこの大会初優勝の金子は「要所要所でいい形で点数を重ねることができた」と勝因を分析。松友は「来年はさらに強くなっていけるように頑張る」と誓った。

金子の妻は16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)女子ダブルス金メダリストの高橋礼華さん。松友にとっては、ともに金メダルをつかみとった元パートナーでもある。

テレビ中継で解説の仕事がある高橋さんは3日ほど前から会場入り。金子によれば長女とともに「たまたま同じホテルに泊まっている」そうで、「昨日おとといと、僕が手伝う形で少し一緒に過ごせたので、そこはプラスになったかなと思う。試合に関しては『頑張って』と言われたくらい」と明かした。

会場で会話を交わしたという松友も「久しぶりに会っても安心するというか、久しぶりな感じがしないので心強かった」と感謝した。