Bシードの東海大大阪仰星(大阪第3)が好発進した。前回王者は戦後7校目の花園連覇に挑む。

前半9分に、モールでのトライで先制。21-7で折り返した。後半に入ると一進一退の展開になった。苦しい時間帯が続いたが、同17分にWTB大畑咲太(3年)がトライを決め、セーフティーリードを確保。その後はチーム本来の一体感のある攻撃で圧倒した。

フランカー松沼寛治主将(3年)は「相手も前に強いプレーヤーがいてプレッシャーがあったけど、やるべきことにフォーカスしてしっかり遂行できて、次につなげることができてよかった」。

湯浅大智監督(41)は「連覇に挑めるのは我々だけ。大会を通して成長していってほしい」と話した。

1回戦で20トライ、130得点した大分東明は前半にCTBナブラギ・エロギ(3年)のトライで反撃。ただ、後半のチャンスを生かし切れなかった。今春の選抜大会、ワールドユースでも敗れている難敵に三たび屈した。2大会ぶりの花園2勝はならなかった。