一関修紅(岩手)が、21年の全国高校総体で敗れた足利大付(栃木)に雪辱し、17年以来の初戦突破を果たした。第1Sから複数人のアタッカーでバランス良く得点を積み上げ、終始主導権を握った。自身最後の春高で初勝利を呼び込んだ中沢歩夢(3年)は「上がってきたボールに逃げずに、気持ちを乗せて得点を積み上げられた」と笑顔を見せた。

チームの目標は日本一。昨年は1回戦で対戦した日本航空(山梨)が初優勝。横山魁(3年)は「自分たちも身長が低いことは日本航空と似ていると思う。自分たちでも優勝できると思って、去年から頑張ってきた」と勇気をもらった。今日5日は2回戦で大分工と対戦。中沢は「自分たちの持てる力をすべて出し切りたい」と気を引き締めた。

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