東京・淑徳巣鴨高1年の成田実生(みお、16=金町SC)が、大会新記録での優勝で、4月の日本選手権(東京)に弾みをつけた。

4分37秒59で制し、4分38秒27で2位の谷川亜華葉(イトマン近大)を振り切った。予選から好感触で「自己ベスト更新、高校新記録(4分36秒45=谷川亜華葉)を目指していた」という仕上がり。この日の達成はならなかったが「まだコーチと(目標タイムを)相談していないけれど、35秒台、34秒台にいけたらいい。それぐらいのタイムを出したら、代表に入れるか、近くなる。しっかり頑張って泳ぎたいと思います」と意気込んだ。【松本航】