2023年シーズンの開幕前テストが23日、バーレーンで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が1分32秒837のトップタイムを記録した。

この日は各チームが初めて2023年型マシンの本格的なテストを行う中、フェルスタッペンは1日を通して走行を担当し157周を走破した。

2番手にはアストンマーティンの午後を担当したフェルナンド・アロンソが0・029秒差でつけ、3番手・4番手にはフェラーリの2人がつけた。

アルファタウリの角田裕毅は午前中の走行開始を担当し、空力データ収集やセットアップ作業を行って46周を走行。トップから1・834秒差の15番手タイムとなったが、タイム狙いのアタックラップは行っていない。

「昨年の問題だった高速コーナーでのダウンフォース量が増えて、マシンの安定性が上がっているのがハッキリと分かりました。低速域のマシンバランスがまだ仕上がりきっていませんが、これからセットアップを煮詰めて改善できれば良いクルマになると思います」

(米家峰起通信員)