プロバスケットボールB1宇都宮ブレックスのキャプテン田臥勇太(42)が1日、宇都宮市の日環アリーナ栃木で、この日同所で開幕するバスケットボール男子新設の東アジアスーパーリーグ(EASL)に向けて意気込みを語った。「もちろん優勝を目指しながらチームの成長につながる大会にしたい」と、力を込めた。

EASLは、東アジアの強豪8クラブが王座を争う大会で、将来的にはサッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のような大規模大会を目指す。第1回大会となる今回は、Bリーグからは昨季王者の宇都宮と準優勝の琉球ゴールデンキングスが出場。日環アリーナと沖縄アリーナ(沖縄市)で5日間集中開催される。

チームを代表して会見に臨んだ田臥は、宇都宮について「チームディフェンスが強み。そこからしっかりとオフェンスにつなげていける」と強調。「初めての記念すべき大会に出られることを本当にうれしく思っている。日本で、宇都宮、沖縄での開催。優勝を目指して頑張りたいと思います」と、自国開催に気を引き締めた。

琉球のキャプテン田代直希(29)も出席。「いろいろなチームのいいところを見て、成長につなげられたらいい」と、開会を待ちきれない様子だった。同会見には韓国、フィリピン、台湾などの6クラブからもキャプテンらが出席した。