ジャンプ男子個人第30戦(ヒルサイズ=HS130メートル)で小林陵侑(26=土屋ホーム)が今季3勝目、節目の通算30勝目を挙げた。強風で1回で打ち切りとなったため、136・5メートルの145・9点を記録した。

小林は18年11月に初優勝。18-19年シーズン、一気に13勝を重ね、W杯個人総合制覇を達成。21年11月に日本男子歴代最多の20勝に到達した。22年北京五輪は個人ノーマルヒルで金、ラージヒルで銀メダルを獲得。W杯通算20勝からわずか1年4カ月で30勝まで優勝回数を伸ばすなど、進化を続けている。

◆小林陵侑の話 (海外での今季初勝利に)やっと優勝できてうれしい。運も良かったし、かみ合った。(強風で進行が遅れたが)調子が良くてやることも固まっていたので、そんなに気にしなかった。

(共同)