今季のグランプリ(GP)ファイナルで初優勝した三原舞依(23=シスメックス)が、今季のショートプログラム(SP)曲「戦場のメリークリスマス」への強い思いを口にした。

三原は午前中の公式練習でSPの、午後の練習でフリーの演技を確認。ダブルアクセル(2回転半)や3連続ジャンプなどをチェックした。「今までやってきた部分をしっかり演技で発揮できるようにしたい」。今季の経験を自信とし、2度目の国別対抗へ臨む。

SPの「戦場のメリークリスマス」は3月28日に71歳で亡くなった音楽家・坂本龍一さんの代表作。三原が滑ってみたい曲をまとめたリストに入っていたもので、振付師のデビッド・ウィルソン氏からのすすめもあり、今季のSP曲に選んだ。ひときわ真剣な口調で、プログラムへの思いを言葉に込めた。

「滑るたびにいろんな思いがあって、涙が出てきたりすることが練習中にもあった。使わせていただいている以上は、しっかり自分の最高の演技を音楽にのせて滑れたらいいなと思います」

情感たっぷりの舞いで、最高の戦メリを届ける。【藤塚大輔】

◆世界国別対抗戦 8度目の開催となる国際スケート連盟(ISU)公認大会。世界6カ国が男女シングル各2人、ペア1組、アイスダンス1組の4種目8人で争う。各種目優勝は12点、2位は11点…と与えられ、合計点で優勝国を決める。日本の他に米国、カナダ、韓国、イタリア、フランスが参加。SP、フリー(アイスダンスはリズムダンス、フリーダンス)ごとに区切り、総合得点での順位は得点としない。各出場者(組)の総合得点はISU公認記録となる。