ラグビー「リーグワン」で最下位の花園近鉄ライナーズは、22日のリーグ最終節で11位のNECグリーンロケッツ東葛と直接対戦(花園)する。

20日は東大阪市花園ラグビー場第2グラウンドで練習を公開し、メンバーを発表。昨年8月に左アキレス腱(けん)を断裂し長期離脱していたオーストラリア代表SOクエイド・クーパー(35)が、先発で復帰することが決まった。

この日、クーパーは試合形式のメニューにも入ったが、まだ全力でコンタクトプレーをするまでには回復していない。それでも「今まではチームのために力になれない歯がゆさがあった。今週、(東葛に)勝てば最下位を脱出できる。努力を続けていれば、必ず結果はついてくる」と意気込んだ。

14日のコベルコ神戸スティーラーズ戦は、終了間際の劇的逆転劇で今季初勝利を挙げた。水間良武ヘッドコーチ(HC)は「我々は次の準備が始まっている」と、ボーナス勝ち点を奪った上での今季2勝目、最下位脱出を目指す。

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