バレーボール男子日本代表「龍神NIPPON」は31日、6月6日から11日まで名古屋市ガイシプラザで行われる国際大会「ネーションズリーグ(VNL)」名古屋大会などに出場するA代表の14人を発表した。

キャプテンの石川祐希、エース西田有志、高橋藍らをはじめ、35歳のベテランセッター深津旭弘や19歳のアウトサイドヒッター甲斐優斗らが名を連ねた。早大1年のミドルブロッカー麻野堅斗は、村山やラリーの戦線離脱に伴い、抜てきされた。

愛知県内で記者会見したフィリップ・ブラン監督は「VNLは世界ランキングを維持、向上するために大事な機会。(9月の)五輪予選の前哨戦として非常に大切。世界のトップレベルの試合経験を積んでいきたい」と話した。

メンバーは以下の通り。

(セッター)

深津旭弘、関田誠大

(オポジット)

西田有志、宮浦健人

(アウトサイドヒッター)

石川祐希、高梨健太、高橋藍、甲斐優斗

(ミドルブロッカー)

小野寺太志、山内晶大、高橋健太郎、麻野堅斗

(リベロ)

小川智大、山本智大

 

◆バレーボール・ネーションズリーグ(VNL) 男子の「ワールドリーグ」、女子の「ワールドグランプリ」に代わる大会として、18年に国際バレーボール連盟(FIVB)が設立。1年に1度、世界の男女トップチーム各16チームが参加し、約1カ月間かけて各国を転戦する。23年大会は男子は日本、フランス、フィリピン、ポーランドなどで開催。各チームは対戦レベルが公平になるように振り分けられた12試合を戦い、勝ち点の多い上位8チームがファイナルラウンドに進出。ファイナルラウンドでは、ノックアウト方式のトーナメント戦で優勝チームを決定する。日本男子の最高順位は昨年の5位。