レッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。
予選は小雨がパラつく難しいコンディションでスタートし、フェラーリのシャルル・ルクレールがQ1敗退、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソがコースオフしフロアを破損。さらにQ2ではレッドブルのセルジオ・ペレスとメルセデスAMGのジョージ・ラッセルが敗退する波乱の展開となった。
ライバル不在の中でフェルスタッペンはQ3でもスムーズなアタックを決め、最終アタックを待たずしてポールポジション獲得を決めた。
「セッションの最初は雨のせいでトリッキーだったけど、その後はマシンが素晴らしくてレールの上を走っているようだったね。今日はドライブしていてとても楽しかったよ。バルセロナでは(2016年に初優勝を飾った)良い思い出があるけど、明日はまた別の良い思い出を作りたいね」
2位には地元スペインのカルロス・サインツ(フェラーリ)、3位にはランド・ノリス(マクラーレン)が入った。
角田裕毅は不安定なコンディションの中でQ2進出を決めて最後に11番手タイムを記録したものの、ターン5出口で走路外走行と判定されタイム抹消となり15位となった。【米家峰起通信員】