日本ハンドボールリーグ(JHL)は7日、14日の臨時社員総会で決議する理事長候補者2人を発表した。

選考委員会、理事会を経て提案されたのはJリーグ理事などを歴任したJHL理事の米田恵美氏(39)。

一方、同委員会が候補者3人から1人に絞り込もうとする段階で、社員提案として北国銀行ゼネラルマネジャーで、同社会長の中村和哉氏(63)が挙げられた。

この2人を候補とし、臨時社員総会の投票(25人)で新たな理事長が決まる。

中村氏は湧永製薬、ジークスター東京、プレステージ・インターナショナルの連名により提案された。

今月末に退任する葦原一正代表理事(45)は、チーム関係者の同氏が制裁権を持つ理事長となった場合、リーグ運営で公正さを保てるかの懸念を表明。都内での記者会見で「権利(社員提案)があることは理解しているが、議論プロセスではかなり異常。現在の状況をたくさんの方に理解してもらうべき」と話した。